フロントガラス交換での前方監視用カメラの検査と調整

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フロントガラス交換後にも必要なエーミング作業

単眼カメラとレーザーセンサーエーミング作業とは、ASV(先進安全自動車)機能を実現するために取り付けられている赤外線レーザーレーダ、カメラ、ミリ波レーダの補正や調整作業のことです。

この作業は、機器の交換や車体フレーム修正以外でもフロントガラス交換後に必要とされています。

エーミング作業についてはこちらを参照

この作業を行わなかった場合や補正調整に誤りがあると衝突軽減ブレーキ機能に不具合を生じます。

従来の車検で見つけられない不具合の発生

衝突軽減ブレーキや自動車間距離機能実現のために取り付けられた機器の調整不良によるトラブルが発生しています。

自動車間距離制御(ACC)の誤動作

トラブル内容:自動車間距離制御(ACC)を使用して高速道路を走行中、突然機能が停止し強い回生ブレーキが作動した。
原因 :前方監視用のカメラの偏心(正しい位置からずれていること)。

衝突被害軽減ブレーキの誤作動

トラブル内容:上り坂を走行中、自動でブレーキが誤作動し急減速した。
原因 :衝突被害軽減ブレーキのレーダセンサの取付角度が設計値より下向きになっていた。

出典:国土交通省ホームページ
(http://www.mlit.go.jp/common/001273820.pdf)

車検における検査方法の変更

従来の検査方法に加え車載式故障診断装置(OBD)を活用した検査手法や制度を構築する方向となっています。

OBDによるカメラ・レーダー検査と補正

出典:国土交通省ホームページ
(http://www.mlit.go.jp/common/001273820.pdf)

国土交通省 不具合情報検索からの情報

以下の情報は、国土交通省不具合情報検索から軽減ブレーキ装置不具合を検索した結果です。
ユーザーからの不具合報告なので原因は特定されていませんが、カメラの偏心やセンサ角度不良で起こりえる症状も見受けられます。
また、ディーラーへ修理に出しても症状が改善しない不具合情報もあり、ディーラーでの検査体制が整っていないことを感じさせます。
対応件数が少ないためかフロントガラス交換後に関する不具合報告はありませんでした。

  • トヨタ(プリクラッシュセーフティの不具合を含む)
    1. トヨタC-HRZYX10 一般道の信号停止に向かって減速をしていったところ、前車と20m近く離れているのにも関わらず、突然被害軽減ブレーキが作動し、急ブレーキがかかった。
    2. トヨタヴィッツKSP130 前方に特段の問題が無いところで被害軽減ブレーキの警告が出る。
    3. トヨタエスクァイア 公道走行中に衝突軽減ブレーキが作動した。
    4. トヨタシエンタNCP175G  プリクラッシュセーフティ故障警告灯が三つ点き、4WDから2WDになった。その後、1kmほど走行して、エンジンがストップした。
    5. トヨタプリウスZVW51 公共施設の駐車場から発進して反対車線に出るべく転回中、切り返すためブレーキを踏んだが車両は停止せず、その後強くブレーキを踏み続けたにもかかわらず、反対側の角の生け垣に突っ込んで、ようやく停車した。
    6. トヨタハリアーZSU65W プリクラッシュセーフティONにて車速20~40km/hで停止車両に接近しても警告アラーム及びブレーキの作動確認が出来ない。
    7. トヨタプリウスZVW51 走行中にプリクラッシュセーフティのセンサーに汚れが付いている警告が出た後、信号発進時に不要な場面で自動ブレーキが作動した。
    8. トヨタプリウスZVW50 歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティシステム搭載車で、停車中の車に15km/hのスピードで5回ほど試したがシステムが作動しなかった。
    9. トヨタクラウンロイヤルサルーンGGRS210 プリクラッシュセーフティシステムの不具合により、オートクルーズON状態でアクセルをOFFにすると、前後左右に車両や障害物が無いのにも関わらず、警告音と同時に急ブレーキがかかる。
    10. トヨタエスクァイアハイブリッドZWR80 プリクラッシュセーフティシステムセンサーが納車後1週間で初回不具合。新品部品交換後2回目も異なる不具合発生。
    11. トヨタプリウスZVW50 プリクラッシュセーフティシステムが作動しない。
    12. トヨタプリウスZVW51 プリクラッシュセーフティシステムが誤作動し、何の障害物もない道路で緊急停車した。
    13. トヨタプリウスZVW30 走行中、周辺になんの障害物もないにもかかわらず、プリクラッシュセーフティシステムからブレーキを踏むように衝突警告のアラームが鳴る。
  • ホンダ(CTBAの不具合を含む)
    1. ホンダN-BOXJF4 走行中、ホンダセンシングの各種警告灯が点灯する。その間、衝突軽減ブレーキ等が効かなくなるため、修理に出すも改善されない。
    2. ホンダVEZELハイブリッドRU3 前車が左折のために減速して衝突軽減アラームが作動後、前車が左折して障害物がなくなったが急停車した。
    3. ホンダN-BOXJF3 信号待ち後発進した直後や、踏切で一時停止して走行再開してすぐの時などに、障害物等は何もないのに被害軽減ブレーキが作動してしまう。
    4. ホンダフィットハイブリッドGP5 CTBA(衝突被害軽減ブレーキ)の誤作動により、前方に障害物が無い場面や、ETCゲート通過など、必要のないところで急ブレーキがかかる。
    5. ホンダフィットハイブリッドGP5 CTBAの警告灯が点灯し「レーダーが汚れています」と表示されるが、構造的に清掃出来ない。
    6. ホンダN-BOXJF2 衝突被害軽減ブレーキ搭載車で、信号発進時に前車の動きに合わせて発進しようとした時に警報音が鳴って前に進めなくなったことがある。
    7. ホンダVEZELハイブリッドRU4 CMBS(被害軽減ブレーキ)搭載車で、交差点の右折で前車に追従して速やかに曲がりたい時にシステムが働いて進まなくなり後ろから追突されかかった。
    8. ホンダGRACEハイブリッドGM4 衝突被害軽減ブレーキの不良により、前方に車がいないのにもかかわらず、自動ブレーキが作動することがある。
    9. ホンダVEZELハイブリッドRU3 CMBS(被害軽減ブレーキ)搭載車で、交差点の右折で、前車に追従して速やかに曲がりたい時や、狭い道でスムーズにすれ違いをしたい時などにシステムが作動し、アクセルやブレーキを制御されてしまうため、むしろ危ない。
    10. ホンダJADEハイブリッドFR4 2000km走行したが、自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)が作動したことが一度もない。
    11. ホンダアコードハイブリッドCR6 衝突軽減ブレーキシステムのリコール対象車で、作業後にも衝突軽減ブレーキが誤作動し、何も障害物が無いところでブレーキがかかる。
    12. ホンダフィットハイブリッドGP5 CTBA(シティブレーキアクティブシステム)の不良により、一時停止後、発進時にE/Gが停止し、しばらくして再始動が可能となる。
    13. ホンダVEZELハイブリッドRU4 CTBA(シティブレーキ)の不良により、上り坂で発進しようする際に、前の車が十分に離れていても、追突の恐れがあると判断され、発進を制限されることがある。
    14. ホンダフィットGK3 CTBA(シティブレーキ)の不良により、右折、直進、踏切などで、前方に障害物が何もないのにブレーキが作動したり、発進を制限されることがある。
    15. ホンダフィットハイブリッドGP5 オプションのCTBA(低速域衝突軽減ブレーキ+誤発進抑制機能)の影響により、交差点の右折時に急にブレーキがかかることがある。
    16. ホンダストリームRN8 追突軽減ブレーキとE-プリテンショナー機能の搭載車で、道路脇の雪壁等を検知したり、前方に障害物もなにも無いところで誤検知をすることがあり、道路上に危険がないのに勝手にブレーキがかかったり、シートベルトが締め込まれることがある。
  • スズキ(レーダーの不具合を含む)
    1. スズキスイフトRSハイブリッドZC53S 衝突被害軽減ブレーキ装着車で、ブレーキ警告表示と警告音が鳴ると同時に、急ブレーキがかかる現象が頻発しており、警告音は28回、急ブレーキは8回発生している。
    2. スズキスイフトZC53S 被害軽減ブレーキ搭載車で、一般道を走行中に、前方に何もないところで突然ブレーキが作動した。
    3. スズキワゴンRMH55S 前後に何も障害物がないのにも関わらず、走行中に被害軽減ブレーキが作動して車が勝手に停止する。
    4. スズキスイフトZC53S 被害軽減ブレーキ搭載車で、一般道を走行中に、前方に何もないところで突然ブレーキが作動した。
    5. スズキスイフトハイブリッドRSZC53S 被害軽減ブレーキ搭載車で、一般道を走行中に、前方に何もないところで突然ブレーキが作動した。
    6. スズキエスクードYE21S 衝突被害軽減ブレーキシステムが、前方に障害物が何もないところで作動をする。
    7. スズキソリオMA15S レーダーブレーキサポート機能搭載車で、前方に何も障害物が無いのに警告音とハンドルの振動があった後、急ブレーキがかかった。
    8. スズキスペーシアMK32S レーダーブレーキサポート搭載車を注文したところ、大々的に宣伝しているのに「止まらないことが有る、機能しないことが有る」という説明をされた。
  • ニッサン
    1. ニッサンエクストレイルNT32 見通しの良い直線路を40~50km/hで走行していた際、対向車はなく、数十メートル先に歩行者が居た程度であるにも関わらず、警報が鳴り、被害軽減ブレーキが作動をして急ブレーキになった。
    2. ニッサンNV350キャラバンVW2E26 主に坂の手前や、坂を上りきった場所において、前方に何の障害物もないところで被害軽減ブレーキの警報が作動する。
    3. ニッサンNV350キャラバンVW2E26 前方に何の障害物もないところで被害軽減ブレーキの警報が作動する。
    4. ニッサンエクストレイルNT32 前方に何の障害物も無いところで、突然被害軽減ブレーキが作動し、フルブレーキがかかったことが有る。
    5. ニッサンエクストレイルHNT32 衝突被害軽減ブレーキが、対向車等が何もないところで不要作動する。
    6. ニッサンデイズルークスB21A 被害軽減ブレーキ装着車で、交差点で前車が突然急停止をし、自車が追突しそうな距離に急接近したのにもかかわらず、接近の警告も自動ブレーキも全く作動しなかった。
    7. ニッサンデイズルークスHSB21A 被害軽減ブレーキ装着車であるが、対向車から信号無視の飛び出しに遭った際に、自動ブレーキが作動せず、警告も出なかった。
    8. ニッサンエクストレイルT32 信号停止から発進をし、右左折する際に被害軽減ブレーキが不要作動する。
    9. ニッサンノートe-POWERHE12 走行中に特定の自動車の後方に並んで停止すると、追突の危険が無いのにも関わらず、必ず被害軽減ブレーキの警告が出る。
    10. ニッサンエクストレイルNT32 被害軽減ブレーキが不要なところで作動することが多い。ディーラーで何度も修理、点検を受けているが、解消しない。
    11. ニッサンセレナGC27 山道走行時にDレンジでブレーキを使いながら下っていたところ、ブレーキが効かなくなり、前走車両に追突した。この際に被害軽減ブレーキは作動しなかった。
    12. ニッサンエクストレイルT32 衝突予防の自動ブレーキシステムがついているはずなのに、渋滞中に前車に追突した。
  • マツダ
    1. マツダデミオ 10km/hでわき見をした際、自動ブレーキが作動せず追突した。
    2. マツダCX-3DK5FW SCBS(被害軽減ブレーキ)の誤作動で、50km/hで急ブレーキがかかる。
    3. マツダデミオ13SDJ3AS 被害軽減ブレーキを試したが、システムが認識しない。
    4. マツダアクセラBM2FS 単眼カメラによる自動安全ブレーキが全く作動しない。自動ハイビームコントロール機能が不安定。突然ワイパーが機能停止する。
    5. マツダデミオDJ5AS 夜間に低速走行中、SBS(衝突被害軽減ブレーキ)が作動したようにゴゴゴという音とともに車両が停止した。前方に目視では障害物は確認できなかった。
    6. マツダデミオDJ3FS 前方に障害物がないのにスマートシティブレーキサポートが作動し、警告音が鳴り、パネルに表示灯がついた。
    7. マツダデミオDJ5FS スマートシティーブレーキシステム(衝突回避サポートブレーキ)が前走車が居ないのにも関わらず、加速中や、信号待ちの先頭からの発進時に警告音がなり、スマートシティーブレーキシステムのランプが点灯して、ガガガガガーという音と共に急制動が掛かった。
    8. マツダアテンザGJ2FW プログラムエラーにより、SCBS(衝突被害軽減ブレーキ)が作動していなかった。
    9. マツダデミオDJ5AS 自動ブレーキの制御不良により、前方に何の障害物も無いところで勝手に急ブレーキがかかった。
  • スバル(アイサイトの不具合を含む)
    1. スバルレガシィツーリングワゴンDITBRG 走行時に電動パーキングブレーキとアイサイト警告表示が出て、電動パーキングブレーキ及びアイサイト使用が出来なくなった。
    2. スバルレガシィワゴンBR9 停車中にアイサイト異常警告灯が突然点灯し、アイサイト機能が使用できなくなった。
    3. スバルフォレスターSJ5 アイサイトの誤作動で、前方に障害物がないのに急ブレーキが作動する。