冬場の大雪時チェーン規制区間表示でのチェーン装着が必須に

モバイル最適版を表示する

12/11/2018

チェーン規制の意味が変更に

いままでチェーン規制が表示されている区間でも、スタッドレスタイヤなどの冬用タイヤを装着していれば走行可能とされていました。

今冬からは、気象条件と場所により、チェーン装着の義務化が検討されています。

チェーン規制区間でのチェーン装着が義務化実際でもチェーンを携帯している車両が少ないうえに、一時停止してチェーンの脱着を行う作業場所も限られ、装着に時間もかかるためほとんどの車両がチェーン規制区間でも冬用タイヤで走行しています。

そのため、事故にいたらないまでも勾配のきつい坂や高架橋の途中でスタックして走行不能になる大型トラックや乗用車がレッカー救援待ちで道路をふさぐことが多くありました。

さらに近年の降雪量の増加によって、チェーン規制区間でチェーン未装着車の事故や走行不能が原因による渋滞が毎年のように発生することをうけて、特定のチェーン規制区間でのチェーン未装着車両の通行制限やペナルティ適用の実施を行うために省令の改正の方向となったようです。

これに伴い下記の「タイヤチェーンを取り付けていない車両通行止め」の規制標識が新設される方向となっています。

チェーン規制区間のチェーン装着標識

出典:国土交通省ホームページ 道路標識、区画線及び道路標示に関する命令の一部を改正する命令案について
(http://www.mlit.go.jp/common/001261404.pdf)

この省令の 公布・施行は平成30年12月上旬 が予定されています。

チェーン規制が検討される時期と場所

国土交通省 大雪時の道路交通確保対策の提言 中間とりまとめに基づいた チェーン規制に関しては、時期と場所が明示されています。

時期 どんな時にチェーン規制するか

大雪特別警報や大雪に対する緊急発表が行われるような異例の降雪時となっています。

場所 どこでチェーン規制が行われるか

勾配の大きい峠部でこれまでに大規模な立ち往生などが発生した区間となっています。

具体的には、改めて知らせることとなっていますが、直轄国道6区間と高速道路7区間の全国13区間が想定されています。

直轄国道チェーン規制区間

高速道路チェーン規制区間

出典:国土交通省ホームページ (http://www.mlit.go.jp/common/001264475.pdf)

チェーン規制区間でのチェーン装着の問題点

チェーン脱着場所の不足

一番の問題は、現状ではチェーン規制区間を走行する車両のチェーン脱着場所が確保されていないということですね。

チェーン規制区間が高速道路の場合ですと、規制区間前後のSAやPAで作業することとなるでしょうが、休日の混雑具合を見るとかなり不足するのではないでしょうか?

また、一般道路での脱着場所確保は現状のままですと不足することが目に見えています。

チェーン装着に不慣れ

降雪地帯に住んでいる方でも、最近は冬用タイヤを使用する人がほとんどで、かなりの積雪時でもチェーンを使用している車は見かけません。

このため、チェーン規制区間走行時にチェーン装着に手間取る方も多く出てくるのではないでしょうか?

また、チェーンは常時装着したままというわけにはいかず取り外さなければならない不便さもあります。

以前は、凍結や圧雪道路走行時にチェーンを装着した車がそのまま融雪の行われている市街地を走行し、チェーンが切れたまま大きな音を立てて走行している光景をよく見たものです。

タイヤチェーンの取り付け

チェーン規制区間でのチェーン装着が義務化となるなら、早めにチェーンの入手と脱着方法を覚えておきましょう。

タイヤチェーンの種類と
付け方の詳細はこちらです

雪道でのスタックや走行不能になったら早めのロードサービス

雪道でスタックして動けなくなったり、わだちを外れて路肩の雪山に突っ込み脱出できない場合は、早めのロードサービスコールがお勧めです。

脱出するための明確な手段を持たないまま脱出を試みても時間が経つばかりで状況が悪化することがほとんどです。

レッカー移動
全国24時間出動サービス詳細