縁石に乗り上げてしまった時 自力で脱出すべきか?

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12/08/2018

仕事や観光などで不慣れな場所へ行った際の車の運転中に、よく起こしてしまうのが縁石への乗り上げですね。

コンビニ駐車場の出入口から薄暗い地下駐車場や立体駐車場まで乗り上げる危険は多くあります。

縁石乗り上げで身動きが取れなくなったご経験のある方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

突然縁石に乗り上げると動揺してしまいます。

乗り上げた瞬間は、「しまった」という思いも手伝い、かなり動揺してしまいます。

しかしここで焦ってしまうと、より事態を悪化させてしまう可能性もあるので注意が必要です。

まずは気持ちを落ち着かせて、この場で必要な対処法を探っていかなければなりません。

最終的にロードサービスによる脱出救援を依頼することになるかもしれませんが、できれば自力で脱出したいものです。

ここから、自動車が縁石に乗り上げてしまった際の対処法を紹介し縁石乗り上げ時に自力で脱出すべきかどうか考えていきます。

まずは自力での脱出が可能か確認してみよう

故障個所の確認が大切

縁石に乗り上げてしまった場合に、まず必要なのは故障個所のチェックです。

縁石を乗り上げた衝撃によって、タイヤや車の底が傷つくことがよくあります。

もしも破損箇所を目視できた場合は、車体底面の部品そのものが破損している可能性が考えられますので、ただちにロードサービスを呼んだ方が賢明です。

車体を確認した結果、目視での異常を感じなかった場合には、自力での脱出が可能かどうかを確認してみましょう。

まずタイヤが縁石の真上に乗っていれば、バックで脱出できる可能性があります。

ここで大切なのは「乗り上げたときと逆のルートをバックするだけ」と簡単に考えて焦って動かさないことです。

前進の場合と違って、縁石から降りた反動で車体の前方が縁石にぶつかり、傷つけてしまうこともあります。

バックでの脱出は、後方にも注意しながら慎重に試みることが大切です。

スペアタイヤやジャッキを搭載している場合にできる脱出方法

最近ではパンク修理剤の使用によるスペアタイヤの非装備化に伴い、ジャッキを搭載していない車種も増えてきましたが、ジャッキを搭載していた場合にできる脱出方法があります。

ジャッキアップして脱出

脱出手順は、乗り上げた側のタイヤをジャッキで浮かせて、スペアタイヤなどをタイヤにかませ脱出する方法です。

しかし脱出に失敗した場合には再び縁石にぶつかるなどで故障してしまう危険性もあるので、脱出可能かどうかの判断を含めて慎重に行う必要があります。

脱出の後には、車体のどこを確認しておけばいい?

無事に自力で脱出できたとしても、縁石に乗り上げた場合にはとくに事後のチェックは欠かせません。

なぜなら縁石に乗り上げる際には、かなりの衝撃が車体にかかっているケースが多く、思わぬ故障が起きている可能性も多いからです。

タイヤパンクの有無を確認

最初に確認したいのは、タイヤのパンクの有無です。

普通のタイヤであれば表面に傷がつく程度で済むかもしれませんが、経年劣化や事前についていた傷の影響などでパンクが起きているケースがあります。

次にホイールの変形についても確認が必要です。

ホイールの確認も忘れずに

変形の程度によっては、タイヤの空気圧の維持が難しくなって変形してしまうケースもあり得ます。

目視で変形が確認できなくても、念のためできるだけ早くに空気圧のチェックを行うことが大切です。

もしも変形していることを確認した場合には、そのまま走ることをせずに、スペアタイヤを搭載している場合は、その場でスペアタイヤに交換した上で専門家に見てもらう必要があります。

そのほか、アライメントのずれについて確認をすることも大切です。

アライメントとは、タイヤの取り付け角のことをいいます。車がまっすぐに走るために調整されているもので、アライメントがずれていると安全に走行することは不可能です。

アライメントの確認も必要です

アライメントのずれの確認は、車をゆっくりと真っすぐ走らせてみて、どちらかに曲がってしまわないかどうかで判断します。

もし曲がってしまうようであれば、このままでの公道走行は危険ですので、停車してレッカー車を呼ぶ必要があります。

縁石が傷ついていた場合、どうしたらいい?

乗り上げてしまった縁石が破損してしまっていた場合、どのように対処すべきでしょうか。

縁石に限らず、自損事故を起こして公共物などを破損してしまった場合には、必ず警察に届けなければなりません。

もしもこの届け出を怠ってしまうと、道路交通法違反にあたり、免許停止や取り消しといった処分を受けるケースも考えられます。

ただし私有地での自損事故の場合は、自宅または当事者同士で示談が可能な場合には、警察への届け出自体は必要ありません。

公共設備破損の場合は所轄警察署へ連絡が必要

続いて、警察への連絡方法ですが、所轄の警察署に電話で連絡を行うのがもっとも手間のかからない方法です。

警察への連絡となると、どうしても「110番」を利用しがちです。

しかし110番の場合は、一度通信指令センターなどで説明をした後に、もう一度所轄の警察署につながれて同じ説明をしなければなりません。

所轄の警察署の電話は、(市外局番)-〇〇-0110でつながります。

まずは所轄の警察署の連絡先を調べ、それでもわからない場合に110番を使うようにするとよいでしょう。

縁石の修理について、費用は後日請求されます。

破損させてしまった箇所が国道の場合には管理事務所から、都道府県道や市町村道であれば所管の役所から通知が来て、修理費用の支払いなどの手続きに移ります。

任意保険の適用可否と、ロードサービス業者を呼ぶときの注意点について

任意保険の場合、警察に届け出を行って事故証明をもらうことが適用の要件となります。

縁石に乗り上げてしまってなんらかの費用が発生した場合は、任意保険の約款・保険会社への契約内容の確認をしっかり行っておくと安心です。

また修理金額が、対物保険の契約額を上回ってしまった場合の余剰分や免責金額以下の場合は自己負担の対象になってしまいます。

したがって保険の対象額、免責額も確認しておく必要があるでしょう。

ロードサービスを使うことになった場合の注意点も確認しておく必要があります。

ロードサービスとは、縁石の乗り上げも含めトラブルの際に緊急で駆けつけて、安全確保やトラブルの解消を行うサービスのことをいいます。

会員制のJAF(日本自動車連盟)やクレジットカードに付帯したサービス、自動車保険に付帯したロードサービス(例 損保ジャパン日本興亜『THE クルマの保険』ロードアシスタンス補償内容
)などがあります。

しかしその利用には、制限がついていたり、対象車両でない場合に対応ができなかったりするものもあります。

ロードサービスに加入している場合であっても、適用車種 利用回数などの項目はチェックしておく必要があります。

【参考】例えばJAFロードサービス利用約款では、違法改造車およびナンバープレートがない車・車検切れの車・使用者が無免許運転・飲酒運転等の法令に違反している場合は、利用できないことになっています。

ロードサービス業者を呼ぶ際には、それ以降は自分で解決しようとせずに、レッカー車の到着を待ち後の対処はプロに任せるようにしましょう。

慌てず、焦らず、その場の対処を考えよう!

縁石に乗り上げたときには、まずは車体に傷がないかを確認し、自力で脱出する方法を探ります。

すべてがうまくいき、故障することも縁石を傷つけることもなく脱出できればいうことはありません。

しかし破損した場合であっても、落ち着いて対処できればさらに事態が悪化することはなくなるでしょう。

そして自力で行うことが難しいと判断した場合には、ロードサービスに任せるという判断も大切です。

営業時間が決められているサービスもある中で、24時間対応でレッカー移動や脱出救援に対応している業者もありますので、あきらめる必要はありません。

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