information:先進安全自動車ASVについて
Contents
交通事故削減を目的として推進されるASV(Advanced Safety Vehicle)計画
1991年度から25年以上かけて続けられている国土交通省を事務局として、学識経験者、メーカー各社によりドライバーの安全運転を支援するシステムの実用化を目指している計画です。
ASV推進計画は、5年ごとに検討項目の策定と技術開発、検証を行い、2016年~2020年に向けては、自動運転の開発と普及に取り組んでいます。
出典:国土交通省ホームページ
(http://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/01asv/resourse/data/asv6pamphlet.pdf)
ASV技術の実現
第4期までの活動でASV技術の実用化に関して国土交通省から公表されている技術は、以下の技術があります。
- 衝突被害軽減ブレーキ
- ACC (車間距離を保っての一定速度走行機能)
- ESC (横滑り防止機能)
- レーンキープアシスト
- ふらつき警報
- 駐車支援システム
衝突軽減ブレーキ方式とセンサー位置
- ホンダ:レーザーセンサー フロントガラス上部
- トヨタ:単眼カメラ フロントガラス上部 | ミリ波レーダー エンブレム
- 日産 :カメラ方式 フロントガラス上部 | ミリ波レーダー フロントバンパ | 赤外線レーザーレーダー フロントガラス上部
- スズキ:デュアルカメラ フロントガラス上部
- マツダ:レーザーセンサー フロントガラス上部
- 三菱 :ステレオカメラ フロントガラス上部
- スバル:ステレオカメラ フロントガラス上部
出典:国土交通省ホームページ
(http://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/01asv/japanese/practical.html)
ASV導入に向けての支援の実施
申請は終了しましたが、国土交通省では、平成29年度に事業用自動車のASV装置購入に対してASV装置購入に係る費用の2分の1を補助する制度による支援も行いました。
補助制度の詳細は、国土交通省 事業用自動車のASV装置購入に対する補助金交付支援をご参照ください。