普通充電と急速充電の違いとおすすめ充電ステーションマップ
電欠にならないために
クリーンエネルギー自動車導入施策の一環として電気自動車の普及が進められています。
これに伴って、充電施設のインフラも整備されつつありますが、充電ステーションの場所や仕組みの周知が遅れています。
いままでのガス欠にかわって電欠にならないために、充電施設やEV車、PHV車の充電について基本的なことだけでも知っておきましょう。
ガス欠:ガソリンなどの燃料切れを起こしてエンジンが止まり動けなくなること。
電欠:駆動用のリチウムイオンバッテリーが切れてモーターが止まり動けなくなること。
ガス欠や電欠になってしまったら
いずれの場合もロードサービスを呼ぶことになりますが対応方法に違いがあり、有料サービスの場合では料金が異なってきます。
ガス欠の場合は、ロードサービスに依頼してガソリンを給油してもらうと走行できます。
これに対して電欠の場合は、ロードサービスに依頼すると基本的には充電ステーションまでのレッカー移動 搬送作業対応となります。
そのため、ロードサービスのガス欠料金とレッカー料金は、大きく違ってきます。
(JAF非加入【昼間】一般道路 燃料切れ対応料金 8,380円+燃料代。レッカー移動 搬送料金 13,130円+730円/km。 2023年3月現在)
詳細は、JAF公式WEBサイトのロードサービスの料金を調べるページで条件を入力し計算できます。
さらに搬送先の急速充電器が有料の場合は使用料金が発生します。(400円~500円/30分程度)
電気自動車運転時には、電気自動車充電充電の仕様や充電ステーションの設置場所を確認しておくことが大切です。
普通充電と急速充電
普通充電と急速充電の違いは、充電速度ですが電気的な仕様違っています。
急速充電器 | 普通充電器(200Vの場合) | |
---|---|---|
充電時間※ | 30分程度で80%充電可能 | 5~7時間程度 |
入力電圧 | 三相200V AC(交流) | 単相200V AC(交流) |
定格出力 | 最大50kW | 3kW程度 |
出力電圧 | 最大500V DC(直流) | 100v,200V(交流) |
車両との通信 | 通信を行い充電を制御 CAN通信(CHAdeMO※) | 通信は行わない |
出典 一般社団法人次世代自動車振興センター(http://www.cev-pc.or.jp/kiso/juden.html)
※車両と通信を行いバッテリーに負担とならないように充電する方式。
おすすめ充電ステーションマップ
- EV充電ステーションマップ-GoGoEV
(https://ev.gogo.gs/map/?lat=35.689521&lon=139.691704&zoom=11) - 日本全国19751ヶ所以上のEV充電スタンドを検索。
- 充電条件を指定して検索できる。(CHAdeMO急速充電 200v急速充電)、出力kw、予約の要否、24時間営業の可否、有料・無料別、充電場所指定)
- EVsmart 電気自動車の充電器スタンド・ステーション検索 口コミサイト
(https://evsmart.net/) - 口コミサイトのため、機器の不具合やサービス状況を確認できる。
- 地名・観光スポット・住所、対応車種で検索ができる。
- 24時間営業対応の有無を確認できる。
- EV充電スタンド検索(https://e-nenpi.com/ev/)
- スタンド名 都道府県 郵便番号 住所で検索できる。
- 充電器種別(普通充電 急速充電)で検索可。
- 24時間営業の有無 および提供業態
- GoogleMap Search(https://www.google.com/maps/search/)
- サーチボックスに「充電スタンド」や「充電ステーション」と入れて検索を行う。