PCS(プリクラッシュ・セーフティ・システム)

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プリクラッシュ・セーフティ・システムとは、自動車や障害物 人間との衝突を検知し被害を軽減することを目的とするシステムの総称のことです。
事故時の被害軽減という目的は同じですが、実現方法は自動車各メーカーにより特徴があるものとなっています。

日本車におけるプリクラッシュ・セーフティ・システムの採用

日本の自動車メーカーは、プリクラッシュ・セーフティ技術を2000年代に高級車を中心に積極的に採用してきました。
例えば、トヨタ自動車が2003年2月に、プリクラッシュ・セーフティ・システムを「ハリアー」に、2003年8月には「セルシオ」に搭載しました。
本田技研工業は2003年6月「インスパイア」に、日産自動車も2003年8月「シーマ」にそれぞれプリクラッシュ・セーフティ・システムを搭載しました。

ブレーキアシスト機能概要 対応フロントガラスがご用意できます

2006年ごろからは、より幅広いクルマにプリクラッシュ・セーフティ・システムの搭載が進んんできました。
2006年1月には日野自動車が大型トラックにプリクラッシュ・セーフティ・システムを搭載、マツダは2006年2月に「MPV」で、76GHzのミリ波レーダを用いたプリクラッシュ・セーフティ・システムを導入しています。

トヨタは、2006年9月発売のレクサス「LS460」に、後方対応のプリクラッシュ・セーフティ・システムを装備し、リア・バンパー内に設置されたミリ波レーダーにより後方車両の接近を検知し追突の危険があるとシステムが判断すれば、ハザード・ランプを点滅させ、後方車両に注意を促す機能を持ちます。
2006年10月には、ダイハツ工業が「ムーバ」に、軽自動車初のプリクラッシュ・セーフティ・システムを採用しました。

2008年には、マツダが1月発表の「アテンザ」に、60km/時以上の走行時に後ろから接近する車両をマイクロ波レーダーで検出するプリクラッシュ・セーフティ・システムを搭載し、富士重工業も、2008年から「スバル レガシィ」にステレオ・カメラだけを使ったプリクラッシュ・セーフティ・システムを搭載しました。

クルマや障害物の検出用にミリ波、レーザー、カメラを使用

プリクラッシュ・セーフティ・システムには、クルマや障害物の検出用にどのような技術を採用するかによって、いくつかの方式に分類できます。
最も一般的なものが、76GHz付近のミリ波レーダーを使う方式で、トヨタ、ホンダ、マツダ、ダイハツが、この方式を採用しています。
ミリ波レーダーの利用は、コストは高くなるが霧の中や降雨・降雪時においても使用できる利点があります。

これに対して、コストを抑えられるレーザー・レーダーを採用しているのが日産です。レーザー・レーダー方式は、当初、悪天候時の性能劣化が問題とされましたが、高精度化や高感度化によって改善される一方で、先行車が自分の走行しているライン上にあるかどうかを判断するための水平角度分解能はミリ波レーダーよりも高くなっています。

ミリ波、レーザー、カメラの複合使用

ミリ波、レーザー、カメラを複合的に使用して、より高性能・高機能なシステムを目指すメーカーも出てきています。
トヨタは、2006年発売の「レクサス LS460」にミリ波レーダーとステレオ・カメラを併用したフュージョン方式を採用し、ミリ波レーダーで検知した情報に、ステレオ・カメラによる立体物認識情報を加えてクルマや障害物にだけでなく「歩行者」の検知も実現しています。

また、富士重工業はレーダーを使わずに、ステレオ・カメラだけの新技術を開発しています。

フロントガラス交換時における注意点

現在プリクラッシュ・セーフティ・システムは、経済産業省がサポカーとサポカーSの愛称のもとに、普及促進を行っています。

サポカー:セーフティ・サポートカー(サポカー)とは自動ブレーキを搭載した、全ての運転者に推奨する自動車です。

サポカーS:セーフティ・サポートカーS(サポカーS)とは自動ブレーキに加え、ペダル踏み間違い時加速抑制装置等を搭載した、特に高齢運転者に推奨する自動車です。

詳しくは、サポカー・サポカーSの公式ポータルサイトサポカー・サポカーS(安全運転サポート車)のWEBサイトをご覧ください。

自動ブレーキ実現のために、フロントガラス上部内側にカメラを装着している車では、フロントガラスの交換の際に、エーミングと呼ばれる調整作業が必要になってきます。

本フロントガラス交換サービスにおける自動ブレーキ対応に関しましては、下記のリンク先をご覧ください。

ブレーキサポート機能対応
フロントガラスの供給

フロントガラス交換
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